先日行われた東京マラソン。抽選で当選し出場が決まった市民ランナーのみなさんは大都会の街の中を楽しんで走ってらっしゃいましたが、今年、箱根駅伝を沸かせた選手達は初出場ながらも実業団ランナーに引け目劣らずかなりの好成績でしたね!
ひときわ注目されたのが、今年の箱根駅伝で区間賞を取っている青山学院大学の下田裕太君。彼は高校時代から本格的に陸上を始めたのもあり、そこまで目立った選手ではなかったのですが、原晋監督の目にとまり、青山学院陸上部に入りました。彼は今19歳。日本人2位で10代がマラソンで持つ日本記録の3時間15分30秒を3分56秒も上回る3時間11分34秒でフィニッシュ!!走る前から日本記録を狙って走ると言っていて、宣言通りに日本記録を出しました。素晴らしいですよね!下田君のひとつ上の先輩の一色恭志君も下田君に続いて日本人3位でフィニッシュ。本人達も素晴らしいですが、やはり磨けば光る逸材を育てた原監督も素晴らしいですよね!原監督の作戦、その名も「ハッピー大作戦!」が箱根駅伝だけではなく、この東京マラソンでもかなり発揮されました。
そして、なんと!日本人2位で全体で10位に入った下田君は賞金10万円を手にしました!
監督は「みんな、おごって貰え!!」と言っていましたが、当の本人はパソコンを買おうかな(笑)と言っていたようです。しかし、彼はかなりのアニメ好きで、寮の部屋もアニメグッズでいっぱい。気持ちが落ちた時は大好きなアニメを見て気持ちをあげるとか・・・。陸上部内ではアニメ好きでも有名なので、チームメイトからは「どうせ、アニメグッズに全部消えるんだろ!!」と言われまくってました(笑)こんな笑いの絶えない明るいチームの雰囲気作りも原監督ならではですよね!
わが社にも磨けば光る逸材がいるはず・・・(・・;)
なんとか光り輝いて欲しいものです!磨かないと光りませんがね・・・(^_^;)
今、ほとんどの競技はリオ五輪の選手選考の真っ只中。日本陸連からは男子のマラソンの枠を減らすという話も出ているようです。これから伸びる選手とは言っても、陸連は将来性は考慮しないと・・・。しかし、マラソンはスタミナ競技。ある程度の若さと気温の変化に対応できる対応力が必要。この若い力に経験させてあげようという気持ちとともに、どうにかその減らされようとしている枠に滑り込ませてあげたいですね!